6LIONS INTERNATIONAL DISTRICT 334-B第99代ライオンズクラブ国際会長Jitsuhiro Yamadaラブを作ろう、新会員を招こうと行動するライオンがいなければ、そのチャンスをつかむことはできません。 この度、貴地区の年次大会が開催されますことを心よりお慶び申し上げます。まずは今年度も能登の方々にとって非常に厳しい状況が続く中、皆様のご協力のおかげで能登支援指定のLCIF寄付金は、昨年末時点で280万ドルを超える金額となりました。一方で、近隣・遠方問わず多くの会員・クラブが被災地を助けようと活動を続けていらっしゃいます。ライオンズの温かさと力を再確認し、深く感謝を申し上げるとともに、能登の人々の日常が一日も早く戻るよう、引き続きご支援をお願い致します。 今年に入ってわずか2か月の間にも、すでに大雪、地震、山火事など、国内外でかつてない規模と頻度で異常気象や災害が発生していることを、皆様も実感しておられることと思います。今後も確実に支援を必要とする人々が増えていく中で、ライオンズの存在価値はさらに重要性を増していきますが、それに反比例する形で日本のライオンズは会員減少と共に支援をする力の低下を余儀なくされています。10年前には12万1千人だった会員数は現在9万4千人をきりました。毎年およそ3000人ずつ会員を減らしている状況です。このまま会員を減らし続け、奉仕と支援をする力を減じ続けていくのか、それとも地域から必要とされる支援を提供し続けるためにプラスに向かう努力をするのかは、ライオンズ会員一人一人の思いと行動力にかかっています。新しいクラブができる可能性が地域に存在したとしても、奉仕活動に関心がある会員候補がいたとしても、新クまもなく2年目を迎えようとしている「ミッション1.5」は、日本のライオンズのためのチャンスです。全国のクラブが一丸となって取り組んでいただけることを期待しております。 今年度、ファブリシオ国際会長のメッセージは「足跡をしるす- Make your mark」です。皆さんは今年度の活動の中でどのような足跡を残されたでしょうか?奉仕活動、新会員のスポンサー、クラブや支部の結成、LCIFへの寄付など、足跡の残し方は様々ですが、皆さんが残してくださった足跡の数だけライオンズが活性化し、社会はより良くなります。この1年間の皆様のご尽力に心より感謝申し上げます。今年10月にはオセアルフォーラムが札幌で開催されます。日本全国そしてオセアル地域からライオンズが集結するこの機会に、ぜひ多くのライオンズとの交流を通じて刺激を受け、学び、楽しんで、今後の活動に活かしていただきたいと思います。 末筆ながら、貴地区年次大会のご成功と会員お一人お一人のご多幸をお祈り申し上げます。祝 辞
元のページ ../index.html#8